彫刻の森美術館について、こんな疑問を持って調べていませんか。
- 見どころやチケット料金を事前に知っておきたい
- アクセス方法や所要時間の目安が知りたい
この記事では、箱根にある彫刻の森美術館の基本情報から見どころ、料金、アクセス、所要時間の目安までまとめました。
彫刻の森美術館の基本情報
彫刻の森美術館は、1969年に開館した日本初の野外美術館です。広大な敷地に彫刻作品を展示するスタイルが特徴で、箱根の主要な観光スポットのひとつになっています。
箱根の山あいという自然環境をそのまま生かし、屋内の展示室ではなく屋外の敷地に作品を点在させるという構成は、開館当時としては先駆的なスタイルの美術館でした。開館から50年以上が経った現在も、四季の景色や光の移り変わりとともに作品を鑑賞できる野外美術館として、国内外から多くの来館者が訪れています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121(〒250-0493) |
| 電話番号 | 0460-82-1161 |
| 開館時間 | 9:00〜17:00 |
| 入館料(大人) | 1,600円 |
| 入館料(子ども) | 800円 |
| 最寄り駅 | 箱根登山鉄道 彫刻の森駅から徒歩2分 |
屋外に彫刻作品が点在する構成のため、天候や季節によって見え方が変わるのも大きな魅力です。次の章で、具体的な見どころを紹介します。
彫刻の森美術館の見どころ
彫刻の森美術館には、屋外の彫刻エリアから体験型のエリアまで、性格の異なる見どころがいくつも点在しています。ここでは代表的な4つのエリアを紹介します。
野外彫刻エリア
彫刻の森美術館の野外彫刻エリアには、ヘンリー・ムーアやオーギュスト・ロダンをはじめ、国内外の彫刻家による作品が広い敷地の随所に展示されています。作品が建物の中ではなく屋外の自然環境の中に置かれているため、天候や時間帯、季節による光の変化によって、同じ作品でも異なる表情を見せてくれるのが特徴です。
敷地内には散策路が整備されており、彫刻作品と箱根の山々の景色を同時に楽しみながら歩いて回れる構成になっています。ベンチも点在しているため、気に入った作品の前でゆっくり過ごすこともできます。
ピカソ館
ピカソ館は、パブロ・ピカソの作品を専門に展示する館内施設です。絵画だけでなく、彫刻・陶芸・版画など、ピカソが手がけたさまざまな分野の作品がまとめて展示されているのが特徴で、1人の作家が生涯を通じて多様な表現に挑戦し続けた歩みを一度に見られる場所として親しまれています。
ピカソ館では、2026年7月27日から企画展「ピカソの挑戦〜かたちの変貌〜」が開催されています。収蔵作品を入れ替えた企画展が定期的に行われているため、訪問時期によって見られる展示内容が変わります。事前に公式サイトで最新の展示情報を確認しておくのがおすすめです。
ネットの森
ネットの森は、無数のネットを立体的に編み上げた大型の造形物を中心とした体験型のエリアです。ネットの上によじ登ったり、座ったり寝転んだりしながら遊べる構造になっており、彫刻作品を「見る」だけでなく、造形物を実際に「体感する」楽しみ方ができるスポットとして、子ども連れの来館者に特に人気があります。
屋根のある半屋外の構造になっているため、小雨程度であれば遊べる点も、屋外中心の美術館の中では貴重なポイントです。
森の湯(足湯庭園)
彫刻の森美術館の敷地内には、彫刻作品に囲まれながら箱根の温泉の足湯を楽しめる「森の湯」というエリアがあります。箱根ならではの温泉文化と彫刻鑑賞を組み合わせて楽しめるのが特徴で、屋外を歩いて疲れた際の休憩スポットとしても利用されています。足湯を利用する場合は、タオルを持参しておくと便利です。
屋内のピカソ館、屋外の彫刻エリア、体験型のネットの森、休憩にもなる足湯と、性格の異なるエリアを一通り回ることで、彫刻の森美術館の魅力をまるごと体験できます。
彫刻の森美術館で出会える作家たち
彫刻の森美術館の野外彫刻エリアでは、20世紀を代表する海外の彫刻家の作品にも出会えます。ここでは代表的な2人を紹介します。
ヘンリー・ムーア
ヘンリー・ムーアは、20世紀を代表するイギリスの彫刻家です。人体をモチーフにしながらも、大きな穴(ホール)や有機的な曲線を取り入れた大型のブロンズ彫刻で知られ、屋外の自然環境の中に置かれることを意識した作品を数多く手がけました。彫刻の森美術館の野外エリアでも、ムーアらしい丸みを帯びた抽象的な人体表現の作品を見ることができます。
オーギュスト・ロダン
オーギュスト・ロダンは、近代彫刻の父とも呼ばれるフランスの彫刻家です。代表作『考える人』をはじめ、ロダンの作品は世界各地の美術館に鋳造による複製が収蔵されていることで知られており、彫刻の森美術館の野外エリアでもロダンの作品世界の一端に触れることができます。人物の筋肉や動きを力強く表現した作風は、後の近代彫刻に大きな影響を与えました。
彫刻の森美術館のレストラン・カフェ
彫刻の森美術館の敷地内には、レストランやカフェ、売店も用意されています。屋外を長時間歩いて鑑賞するタイプの美術館のため、こまめに休憩を挟みながら回れるのはうれしいポイントです。
ランチ利用はもちろん、屋外エリアを見渡せる席で休憩がてらお茶をするだけの利用もできます。混雑する時間帯は待ち時間が発生する場合もあるため、ランチタイムを少しずらして訪れるのもひとつの方法です。
彫刻の森美術館のチケット・料金
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 大人 | 1,600円 |
| 子ども | 800円 |
各種観光予約サイトの割引プランを利用すると、通常料金より割引を受けられる場合があります。訪問前にお得なチケットがないか確認しておくとよいでしょう。
多くの美術館と同様に、彫刻の森美術館でも団体割引や各種の割引制度が用意されている場合があります。学生割引や障がい者割引の有無、対象条件は変更されることがあるため、該当する可能性がある方は入館前に公式サイトまたは窓口で確認しておくと安心です。箱根エリアの周遊チケット「箱根フリーパス」の提示で割引が受けられる場合もあります。
料金や割引内容は変更されることがあるため、来館前に公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
彫刻の森美術館へのアクセス
住所は〒250-0493 神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121です。箱根登山鉄道の彫刻の森駅から徒歩2分と、電車を使えば駅から非常に近くアクセスできます。
電車でのアクセス
東京方面から向かう場合は、新宿駅から小田急ロマンスカーで箱根湯本駅まで移動し、箱根登山鉄道に乗り換えるルートが一般的です。箱根湯本駅から彫刻の森駅までは、箱根登山鉄道で数十分程度が目安になります。
彫刻の森駅は箱根登山鉄道の途中駅で、駅を出るとすぐに美術館の入口が見える立地です。乗り換えの回数が少なく迷いにくいため、公共交通機関でのアクセスとしては最も分かりやすいルートといえます。
車でのアクセス
車で訪れる場合は、東京方面から東名高速道路を利用し、御殿場ICまたは小田原厚木道路経由でアクセスするルートが一般的です。美術館には来館者用の駐車場が用意されていますが、紅葉シーズンや大型連休など繁忙期は周辺道路や駐車場が混雑しやすいため、時間に余裕を持って向かうと安心です。
箱根は山間部のため、冬場は路面凍結など天候の影響を受けやすい地域でもあります。時期によっては公共交通機関の利用も検討しておくとよいでしょう。
開館時間は9:00〜17:00です。箱根湯本駅から箱根登山鉄道を利用してアクセスするのが一般的なルートです。
彫刻の森美術館の所要時間・回り方の目安
- ざっと見て回るだけ:60〜90分程度
- 屋外展示・ピカソ館・レストランまでじっくり楽しむ:2時間半以上
広い敷地を歩いて回るため、歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。初めて訪れる場合は、時間に余裕を持ったスケジュールを組んでおくと安心です。
屋外エリアは坂道や階段のある箇所もあるため、ベビーカーや車椅子で訪れる場合は、事前にルート上のバリアフリー対応について公式サイトで確認しておくとスムーズです。館内のレストランや売店で休憩を挟みながら、無理のないペースで回るのがおすすめです。
屋外中心の美術館のため、雨天時はレインウェアや折りたたみ傘があると快適に過ごせます。
彫刻の森美術館を季節ごとに楽しむ
彫刻の森美術館は屋外に作品が展示されているため、季節によって作品の見え方が大きく変わるのも魅力のひとつです。春は新緑や桜、秋は紅葉が彫刻作品と組み合わさり、屋内の美術館では味わえない鑑賞体験ができます。
冬は空気が澄み、彫刻の輪郭がくっきりと際立つ季節として楽しむ人もいます。標高のある箱根エリアは市街地より気温が低くなりやすいため、季節を問わず1枚羽織れる上着を持っていくと安心です。
彫刻の森美術館周辺の観光スポット
彫刻の森美術館は箱根登山鉄道の沿線にあるため、周辺の観光スポットと組み合わせて巡りやすいのも魅力のひとつです。同じ沿線には箱根強羅公園や箱根美術館があり、電車を使えば大きく移動時間をかけずに立ち寄れます。
さらに足を延ばせば、強羅駅からケーブルカー・ロープウェイを乗り継いで大涌谷方面へ向かうこともできます。箱根エリアの電車・バス・ロープウェイなどをまとめて利用できる「箱根フリーパス」を活用すると、彫刻の森美術館とあわせて周辺スポットも効率よく周遊しやすくなります。
日帰りで訪れる場合は、彫刻の森美術館を午前中に鑑賞し、午後は強羅公園や温泉街を散策するといった組み合わせ方をする人も多いようです。宿泊を伴う旅行であれば、翌日に大涌谷や芦ノ湖方面まで足を延ばすプランも組みやすくなります。
彫刻の森美術館に関するよくある質問
- 彫刻の森美術館はどんな美術館ですか
-
1969年に開館した、日本初の野外美術館です。広大な敷地に彫刻作品が展示されており、屋内のピカソ館もあわせて楽しめます。
- 駅からどれくらいで着きますか
-
箱根登山鉄道の彫刻の森駅から徒歩2分です。駅から非常に近く、迷いにくい立地です。
- 雨の日でも楽しめますか
-
屋外展示が中心のため雨の影響は受けますが、屋内のピカソ館やレストランもあるため、雨具を用意すれば楽しむことができます。
- 所要時間の目安はどれくらいですか
-
駆け足で回るなら60〜90分、じっくり楽しむなら2時間半以上を目安にするとよいでしょう。
- 彫刻の森美術館では写真撮影はできますか
-
屋外の彫刻作品は撮影できるエリアが多いですが、ピカソ館などの館内展示では作品ごとに撮影可否が定められている場合があります。現地の案内表示や係員の案内に従って撮影しましょう。
- 彫刻の森美術館に駐車場はありますか
-
来館者用の駐車場が用意されています。台数や利用条件は時期によって変わる場合があるため、車で訪れる場合は事前に公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。
まとめ
彫刻の森美術館は、屋外の野外彫刻エリア、屋内のピカソ館、体験型のネットの森、休憩にもなる足湯庭園と、性格の異なる見どころが揃った、箱根を代表する美術館です。
彫刻の森駅から徒歩2分とアクセスも良く、時間に余裕を持って訪れれば、屋外と屋内の両方をじっくり楽しむことができます。周辺には箱根強羅公園や大涌谷といった観光スポットも多いため、箱根フリーパスなどを活用しながら1日の旅程に組み込んでみるのもおすすめです。訪問前には最新の料金・展示情報を公式サイトで確認しておきましょう。
※本記事の情報は2026年8月時点のものです。料金・展示内容は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。

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